2016.01.19 14:25 更新
2016.01.18 配信
自動車産業などの研究開発や生産現場で使用される、温度評価用のワイヤレス温度ロガー。今回新たに発表された「AirLogger WM1000」は、2014年秋にリリースされた国内仕様版「AirLogger WM1010」の米国仕様対応モデルにあたる。
熱電対式のデータ処理部を搭載した温度測定ユニットから、2.4GHzのワイヤレス通信を利用して測定データを直接PCに表示・保存可能。無線化により配線作業の煩わしさから解放されるほか、複数ポイントの測定や、従来測定が困難だったタイヤなどの回転体・動体の温度も容易に測定できる。
また、複数ポイントの測定温度をリアルタイムに処理し、最大100chの同時測定に対応。対応熱電対はKタイプ・Tタイプ・Jタイプで、温度測定性能は-200℃~1,300℃(Kタイプ使用時)、測定間隔は100ミリ秒~10分。JIS D1601 1種・C種相当の耐振動性、IP54相当の防水・防塵性能をもつ。CR2032タイプのボタン電池で動作する。
文: GDM編集部 絵踏 一
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