HOYA製レンズとパナソニック製センサーを内蔵。設計の妙で薄型デザイン実現

グローバルで12月に発売、アキバ店頭にも入荷して話題になっていた、ASUSの“カメラスマホ”最新作「Zenfone Zoom」が米国市場でも近く発売開始される。この流れにて、日本向けモデルの発売にも期待したいところ。

年末のアキバに入荷していた、グローバル版の「Zenfone Zoom」。高性能カメラ搭載の“カメラスマホ”としては、異例の薄型デザインを実現している

最大の魅力は、厚み最大11.95mmの薄型ボディに搭載された光学3倍ズーム対応の1,300万画素カメラ。日本のHOYA株式会社製のレンズモジュールを横向きに内蔵、複数のレンズを水平移動させることで、レンズの飛び出しなしにズームを実現している。イメージセンサーはパナソニック製を採用、スマートフォン最速級の0.03秒オートフォーカスや光学手ブレ補正も備える。

ディスプレイはフルHD解像度の5.5インチ液晶、プロセッサはクアッドコアのIntel Atom Z3580（最大2.3GHz）、メモリ4GB、ストレージ64GB eMMCを実装。OSはAndroid 5.0ベースのZen UIを採用する。

そのほか、ネットワークは802.11acの無線LANとBluetooth 4.0をサポート。通信規格は2G / 3G / 4Gに対応している。外形寸法W78.84×D158.9×H5～11.95mm、重量185g。

文： GDM編集部 絵踏 一
ASUSTeK Computer Inc.： http://www.asus.com/