4台の2.5インチSSDによるRAID環境にも対応

ASUSの小型ベアボーンキット「VivoMini」シリーズにSkylakeを搭載する最新モデル「VivoMini VC65R」シリーズが登場した。チップセットはIntel H170で、CPUにはTDP35Wのデスクトップ向けプロセッサCore i5-6400TまたはCore i3-6100Tが採用される。

約200mm角のコンパクト筐体ながら、2.5インチドライブを最大4台まで搭載できる高い拡張性が特徴。RAID機能もサポートされ、4台のSSDによるRAID 0構成なら1,600MB/secを超える高速ストレージを実現できる。

主なスペックはメモリがDDR3L-SODIMM×2（最大16GB / 1,600MHz）、ドライブベイは、スリム光学ドライブ×1、2.5インチシャドウベイ×4（内2段はスリム光学ドライブと排他）。ネットワークはギガビットLAN×1、IEEE 802.11 ac / a / b / g / n無線LAN、Bluetooth 4.0に対応する。

インターフェイスはUSB3.0×6、4-in-1カードリーダー×1、シリアルポート×1、オーディオ端子×2。ディスプレイ出力はHDMI×1、D-Sub×1、DisplayPort×1を備える。外形寸法は、W197.5×D196.3×H49.33～61.9mm、重量2.2kg。電源は90W ACアダプタ駆動で、VESAマウンタが付属される。なおRAID機能非対応の廉価モデルとして「VivoMini VC65」の販売も予定されている。

光学ドライブと兼用の上2段の2.5インチベイを省略して、よりスリムなコンパクトPCとして使用することもできる

文： GDM編集部 池西 樹
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