2016.02.09 18:40 更新
2016.02.09 配信
ボイスアクションやジェスチャーに対応する、Googleのウェアラブル向けOS「Android Wear」にさらなるハンズフリー機能が追加。手首の動きを利用した操作やコミュニケーションツールの音声メッセージ送信、電話の発着信など、複数の機能がアップデートで新たに提供される。
素早く振ることでウォッチのカードをスクロールできる、手首操作が拡充。新たに腕をゆっくり上下させることで、カードの設定やアプリメニューの表示、ホーム画面に戻るといった操作が可能になった。
また、ボイスコントロールも強化され、Google ハングアウトやViber、WeChat、WhatsApp Messengerなどのアプリにおいて、音声によるメッセージ送信に対応した。
「Huawei Watch」と「ASUS ZenWatch 2」 |
さらにスピーカーに対応することで、ウォッチからスマートフォンの電話発着信が行える機能が追加。Bluetoothを介してウォッチから電話をかけることができるほか、Glideなどのアプリを使用することで、音声・ビデオメッセージをウォッチ上で表示再生できる。なおスピーカー機能については、現在発売中の「Huawei Watch」や「ASUS ZenWatch 2」ですでに利用可能。
これらの新機能は、近日中の国内発売が予定されている「Moto 360 Sport」や「Moto 360 2nd」、「Casio Smart Outdoor Watch」(WSD-F10)を含むすべてのAndroid Wear搭載ウォッチを対象として、今後数週間の内に配信される。
文: GDM編集部 絵踏 一
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