2016.02.16 17:15 更新
2016.02.16 配信
1/2.6型で有効画素数2,250万画素を実現した、スマートフォン・タブレット向け積層型CMOSイメージセンサー。積層構造に加え、業界最小の1.0μm単位画素の採用により、薄型スマートフォンにも搭載できる小型化と高画素化を両立させた。
また従来はアプリケーションプロセッサーとの組み合わせで実現していた、像面位相差AFとコントラストAFとの組み合わせによるハイブリッドAFを、業界で初めて積層型CMOSイメージセンサーに内蔵、最速0.03秒(60fps動画時:最速0.017秒)の高速AFを実現する。
ハイブリッドオートフォーカスの検証動画 |
さらに手ブレ補正機能もCMOS内に統合。3軸(角度ブレ:ピッチ/ヨー、回転ブレ:ロール)ジャイロセンサーの信号を効果的に活用することで、手ブレの少ない撮影が可能。またレンズ歪みの補正にも対応するため、より美しい動画撮影ができるとしている。
3軸電子手ブレ補正機能の検証動画 |
対応フレームレートは4K / 30fps、1080p / 120fps、720p / 240fps。出力インターフェースはMIPI C-PHY1.0(3 trio) / D-PHY1.2(4lane)で、HDRイメージング、レンズ解像度補正、白点補正、ノイズリダクションなどの機能を備える。
文: GDM編集部 池西 樹
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