Galaxy似の逆エッジデザイン。最新プロセッサや大容量メモリ、高性能カメラ搭載

スペインで開催中のモバイル見本市「MWC 2016」にて、中国のXiaomiより「Mi 4」の後継にあたる最新フラッグシップスマートフォン「Mi 5」が発表された。カラーはゴールド / ブラック / ホワイトの3色で、市場想定売価は1,999人民元（34,000円前後）～2,999人民元（51,000円前後）とされる。

逆エッジを描く「Galaxy Note5」のようなデザインを採用した5.15インチスマートフォンで、最上位モデルの「Mi 5 Pro」は超軽量のセラミック製ボディを採用した。4.7インチのiPhone 6sとの比較でも14g軽い。

ディスプレイ解像度は1,920×1,080ドットのフルHDで、従来から輝度が大きく向上したほか、直射日光下でも見やすい機能を備える。また、プロセッサはQualcommの最新Snapdragon 820を搭載し、メモリ4GB、ストレージ128GBを実装。なお各モデルでスペックが異なり、最上位の「Mi 5 Pro」はSnapdragon 820（2.15GHz）+メモリ4GB+ストレージ128GB、上位モデルはSnapdragon 820（2.15GHz）+メモリ3GB+ストレージ64GB、ベーシックモデルはSnapdragon 820（1.8GHz）+メモリ3GB+ストレージ32GBとなる。OSはAndroid 6.0ベースの独自UI MIUI 7が採用されている。

そのほか、ソニー製イメージセンサー「IMX298」を採用した1,600万画素のメインカメラを搭載。像面位相差AFやDTI、4軸光学手ブレ補正に対応するほか、4K動画撮影もサポートしている。また、ホームボタンには指紋認証センサーも内蔵する。

外形寸法W69.2×D144.55×H7.25mm、重量129g（Mi 5 Pro）。通信規格は最大600Mbps転送のLTE Cat.12で、VoLTEにも対応する。充電コネクタにはUSB Type-Cを採用。バッテリー容量3,000mAhで、Quick Charge 3.0の急速充電に対応する。

文： GDM編集部 絵踏 一
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