2016.03.04 09:52 更新
2016.03.04 配信
CORSAIRから、ミドルタワーPCケースの新型モデル2機種が登場。3月12日より国内市場での販売が開始される。
静音志向「Carbide Series Quiet 400Q」は、両サイドパネルおよびフロントパネル裏面に、高密度遮音素材による二層構造を採用。構成パーツから発せられる駆動音を内部に閉じ込める役割を果たす。さらにトップパネル部にはマグネット固定のサイレントカバーを装着。シャーシ・トップ部はメッシュ仕様とし、冷却能力を向上する事ができる。
高密度遮音素材による二層構造で静音性を高めた「400C」 |
また、通常のシャドウベイエリアを排除した「Direct Airflow Path」設計を採用。フロント吸気からリア排気まで、風の流れを遮るものが無く、エアフローを飛躍的に向上させている。
高冷却志向「Carbide Series Quiet 400C」は、左サイドパネルに内部が視認できる大型パノラマウィンドウを装備。トップ部にはメンテナンス性にも優れるマグネットフィルタを装備し、常時高い通気性が確保される。
「400C」は高冷却志向。トップ部にはマグネットフィルタを装着。左サイドパネルはドレスアップ用途に最適な大型パノラマウィンドウが装備される |
両者共通で、ドライブベイレイアウトは、2.5 / 3.5インチ共用シャドウベイ×2、2.5インチ専用シャドウベイ×3を装備。前者はケージタイプでユニットはシャーシ底面に固定。同一フロアに設置される電源ユニットと共に、通常は「熱源分離構造」によるプラスチック製カバーに覆われる。
冷却ファンは、フロント120mm×3または140mm×2が搭載可能(標準で140mm×1搭載済み)。最大360mmサイズラジエターに対応。トップ部は120mmまたは140mm×2で、最大240mmサイズラジエターに対応。リアは120mm×1で、排気方向に標準でファンを搭載。120mmサイズラジエターが搭載できる。
外形寸法W215×D495×H525mm、重量約7kg。対応フォームファクタはE-ATX(12″×10.6″)、ATX、MicroATX、Mini-ITX。各有効スペースは、グラフィックスカードが最大370mm、CPUクーラーが最大170mm、電源ユニットが最大200mmまで。製品保証は2年間。
なお静音志向「Carbide Series Quiet 400Q」については、近日詳細レビューを掲載する予定。
文: GDM編集部 松枝 清顕
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