2016.03.10 17:26 更新
2016.03.10 配信
パナソニックは、アメリカ サンノゼにて開催中の「Open Compute Project展」にて、光ディスクを採用するデータアーカイブシステム「freeze-ray」の最新モデルを発表した。
新モデルでは、従来比3倍となる1枚あたり300GBの新開発「アーカイバルディスク」を記憶媒体に採用。これにより19インチラックあたり最大1.9PBものデータを保存することができる。
また「アーカイバルディスク」では、書き込みが1回に制限されるため、データの上書きによる紛失や、データ改ざんの防止が可能。さらに100年以上(推定)とされる製品寿命により、重要なデータを安全かつ確実に保存できる。
製品の販売は2016年度下期を予定。なお同社では今後「アーカイバルディスク」の容量を1TBまで増やし、さらに大容量のデータアーカイブ装置の展開を進めていくとしている。
文: GDM編集部 池西 樹
パナソニック株式会社: http://panasonic.jp/