Android 4.4.2ベースのモビリティシステム

「AMOS825」は、Android 4.4.2をベースにした車両向けモビリティシステム。車載システムに多くの実績をもつJapanTaxi株式会社との共同開発モデルで、車両の運行管理や各車両への指示・連絡などのオンデマンドサービスを低コストかつ安全に構築することができる。

システムは本体の他、7インチタッチパネルで構成され、イグニッションと連動したクイックブートに対応。筐体は駆動部を排除したファンレス設計で、過酷な運用にも耐えられるよう、耐振動7G、耐衝撃70Gという高い耐久性を実現した。

主なスペックは、CPUが1.0GHzのクアッドコアSoC、メモリがDDR3 1GBと16GB eMMCで、フルHD動画再生に対応するGC2000 GPUを搭載。ネットワークはギガビットLAN、IEEE 802.11 b / g / n無線LAN、Bluetooth 4.0に対応し、GPS/GNSSモジュールを標準装備する。

インターフェイスはUSB2.0×2、SCSI 50pin×1、microUSB2.0×1、CAN/COM×1。電源は9～36V DCに対応し、消費電力は7W。外形寸法は、W150.5×D103.3×H48.1mm、重量0.673kg。

文： GDM編集部 池西 樹
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