2016.03.24 15:36 更新
2016.03.24 配信
サンディスクから、高い耐久性と信頼性を備えた産業グレードのSD / microSDカードがリリース。4月より出荷が開始される。いずれも容量は8GB~64GBまでラインナップされ、最大転送速度は20MB/sec。
「SanDisk Automotive」は、自動車市場で求められる信頼性、品質、温度などの耐性を試験する、オートモーティブ信頼性試験「AEC-Q100」認証取得した「コネクテッドカー」向けSDカード。
さらに電源瞬断耐性、メモリーヘルスステータスモニター、OEMカスタマイズ機能の他、ナビゲーション機能のようなデータ読出が頻繁に行われるアプリケーション向けのスマート機能を搭載。3D・高画質なナビゲーションシステム、データイベントレコーダー、先進運転支援システム、テレマティクスなどのストレージとして使用できる。
「SanDisk Industrial」は、メモリーヘルスステータスモニターや、OEMカスタマイズ機能などのスマート機能を搭載し、商用ドローンや産業用ゲートウェイシステム、監視カメラなど、厳しい温度環境下で運用される機器に使用できる産業向けモデル。
フォームファクタはSDとmicroSDの2種で、SDカードには-25~85℃まで対応する標準モデルに加え、-40~85℃の広温度域で使用できる「XT」モデルが用意される。
文: GDM編集部 池西 樹
サンディスク株式会社: http://www.sandisk.co.jp/