2016.04.01 10:18 更新
2016.03.31 配信
宇宙工学・天文学・天文物理学など、大規模演算処理が必要とされるHPM(High-Performance Computing)向けに開発されたGPUベースのサーバー向けアクセラレータ。
HBMメモリ技術に対応するFijiコアをデュアル実装し、GPUアクセラレータでは世界最大となる1TB/secのメモリ帯域を実現。一般的なサーバー向けCPUに比べて、メモリ帯域幅は15倍、単精度演算処理性能は12倍に引き上げられている。
主なスペックは、単精度演算性能は13.9 TFLOPS、倍精度浮動小数点演算性能は870 GFLOPS、メモリはHBM 8GBで、GPUのワークロードと消費電力を監視するインテリジェント電源管理システム「AMD PowerTune」に対応。
バスインターフェイスはPCI-Express3.0(x16)、消費電力は300W、補助電源コネクタは8pin×2、冷却システムはパッシブヒートシンクを採用。APIはOpenCL、C++AMPなどに対応し、OSは64bit版Linuxをサポートする。
文: GDM編集部 池西 樹
AMD: http://www.amd.com/