2016.04.05 11:17 更新
2016.04.05 配信
Samsungは、業界初となる製造プロセス10nmクラスのDDR4 DRAMモジュールの量産を開始した。
本モジュールは、独自セル設計技術に加え、QPT(Quadruple Patterning Technology)リソグラフィーや、超薄型誘電体層沈着技術によって実現され、従来の20nm世代DDR4 DRAMモジュールに比べて生産性は約30%向上。
さらに動作クロックは2,400Mbpsから3,200Mbpsへ、消費電力も10~20%削減でき、コンシューマー向けPCから大規模データセンターに導入されるハイエンドサーバーまで、幅広いシステムでメリットがあるとしている。
なお同社では、今年中に10nm DRAMチップを搭載したメモリとして、ノートPC向け4GBモジュールから、エンタープライズサーバー向けの128GBモジュールまで幅広いラインナップを揃える予定だ。
文: GDM編集部 池西 樹
Samsung Electronics Co., Ltd,: http://www.samsung.com/