2016.04.05 15:40 更新
2016.04.05 配信
4月1日付けグローバルリリースで既報の、デュアルFiji搭載GPUアクセラレーター「FirePro S9300 x2」が4月下旬より発売される。
実装メモリはHBMが採用され、GPUアクセラレータでは世界最大となる1TB/sec(1GPUあたり512GB/sec)のメモリ帯域を実現。またポータビリティツールが同梱され、CUDAコンパイラとの互換性を維持しつつC++に変換することができる。
主なスペックは、ストリームプロセッサ数8,192基、単精度演算性能が13.9 TFLOPS、倍精度浮動小数点演算性能は870 GFLOPS、メモリはHBM 8GB(1GPUあたり4GB)。
バスインターフェイスはPCI-Express3.0(x16)、消費電力は300W、補助電源コネクタは8pin×2、冷却システムはパッシブヒートシンクを採用。APIはOpenCL1.2、Heterogeneous Compute、C++ AMPなどに対応し、OSは64bit版Linuxをサポートする。
文: GDM編集部 池西 樹
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