ボトムカバーで熱源を分離するミドルタワーPCケースがLian Liからも登場

近頃急速に普及が進む、ボトムカバーを採用したミドルタワーPCケースがLian Liからも登場した。本体カラーはブラックとレッドの2色展開で、レッドモデルにはアクリルウィンドウパネルを搭載する。

3月2日に公式Facebookで先行公開された製品で、熱源を分離することで効率的な冷却が可能。筐体素材はLian Liが得意とするアルミニウムで、対応フォームファクタはATX、MicroATX。

ドライブベイと電源ユニットを搭載するボトム部をカバーで分離。カバー部には140mmファンが実装され、ストレージを効率的に冷却できる

冷却ファンは、フロント120mm×2、トップ120mm×3（オプション）、ボトム140mm×1で、トップには360mmサイズ、フロントには240mmまでの水冷ラジエターを搭載可能。ドライブベイレイアウトは、3.5インチシャドウベイ×5、2.5インチシャドウベイ×1。拡張スロットは7段で、グラフィックスカードは全長410mmまでサポートされる。

外形寸法は、W210×D489×H507mm、重量6.48kg。I/OポートはUSB3.0×2、HDオーディオ×2。電源ユニットは奥行210mm、CPUクーラーは全高160mmまで搭載できる。

文： GDM編集部 池西 樹
Lian Li Industrial Co. Ltd.： http://www.lian-li.com/