2016.04.14 11:24 更新
2016.04.13 配信
Micronブランドより、SAS 12Gbpsに対応するデーターセンター向けハイエンドSSD「S600」シリーズがリリースされた。いずれもNANDフラッシュには製造プロセス16nmのMicron製eMLCが採用され、MTTFは250万時間。
「S655DC」は、書込耐性25DWPD(drive write per day)の超高耐久モデル。フォームファクタは7mm厚の2.5インチで、容量は200GBと400GBの2モデルがラインナップされる。
転送速度はシーケンシャル読込1,550~1,700MB/sec、書込600~850MB/sec、ランダム読込200,000 IOPS、書込120,000 IOPSで、非常に負荷の高い混合処理サーバーに向く。
「S650DC」は、書込耐性10DWPDの高耐久モデル。フォームファクタは7mm厚2.5インチ、15mm厚2.5インチ、5mm厚1.8インチの3種で、容量はそれぞれ400GBと800GB、1,600GBと3,200GB、400GBと800GBが用意される。
転送速度はシーケンシャル読込1,550~1,900MB/sec、書込625~850MB/sec、ランダム読込200,000 IOPS、書込67,000~80,000 IOPSで、こちらも混合処理を行うサーバーに向く。
「S630DC」は、書込耐性2~3DWPDの大容量モデル。フォームファクタは7mm厚2.5インチと15mm厚2.5インチで、前者は400GB / 480GB / 800GB / 960GB、後者は1,600GB / 1,920GB / 3,200GB / 3,840GBの計8種がラインナップされる。
転送速度はシーケンシャル読込1,400~1,850MB/sec、書込490~850MB/sec、ランダム読込180,000 IOPS、書込20,000~30,000 IOPSで、読込処理を中心に行うサーバーに向く。
「S610DC」は、書込耐性1DWPDのコストパフォーマンスモデル。フォームファクタは15mm厚2.5インチで、容量は1,920GBと3,840GBの2種がラインナップされる。
転送速度はシーケンシャル読込1,600~1,700MB/sec、書込770~850MB/sec、ランダム読込190,000 IOPS、書込12,000~15,000 IOPSで、こちらも読込処理を中心に行うサーバーに向く。
文: GDM編集部 池西 樹
Micron Technology: http://www.micron.com/