2016.04.14 12:46 更新
2016.04.14 配信
シャープから昨年10月にリリースされた、二足歩行可能なロボット型電話「RoBoHoN(ロボホン)」が来月実際に発売される。ユーザーと積極的なコミュニケーションがとれる新感覚の電話(?)で、LTE / 3Gに対応した携帯電話としての基本機能を備えている。もちろん同様のコンセプトをもつ携帯電話としては、世界初の製品。
ロボットクリエイターの高橋智隆氏(東京大学先端科学技術研究センター特任准教授 / 株式会社ロボ・ガレージ代表取締役)との共同開発で生まれた製品。新開発の小型高性能なサーボモーター13個を搭載し、身振り手振りを交えた音声対話ができるほか、立ち上がったり歩いたり、踊ったりといった、およそ電話らしからぬアクションに対応。顔認識機能によりユーザーの認識が可能で、ユーザーの利用状況やプロフィールを学習、より自然なコミュニケーションがとれる。
電話(VoLTE対応)やメール、カメラなど携帯電話の基本機能のほか、フォーカスフリーの小型レーザープロジェクターを搭載。通信規格は、LTEバンド1 / 3 / 19などに対応する。その他仕様はこちらのプレスリリースを参照のこと。
また、「RoBoHoN」のための料金プランも発表。利用には月額980円の「ココロプラン」加入が必須となるほか、月額650円からのモバイル通信サービス(任意)、月額990円からの保守パック(任意)などの各種サービスが提供される。
文: GDM編集部 絵踏 一
シャープ株式会社: http://www.sharp.co.jp/