2016.04.15 10:56 更新
2016.04.14 配信
メインケースと拡張用ユニットで構成される大型ケース、Thermaltake「Core W」に、デュアルシステム対応モデル「Core W200」シリーズが登場した。
今年3月に国内発売が開始された「Core W100」シリーズの上位モデルに位置付けられ、デュアルチャンバー式のメインケース「Core W200」には、E- / XL-ATXマザーボードを2枚搭載可能。電源ユニットや拡張スロット、冷却ファンなどもそれぞれに実装でき、フルシステムのPCを2台内蔵することができる。
メインケース「Core W200」には、E- / XL-ATXまでのマザーボードを2台搭載可能。電源ユニットや冷却システムも個別に実装できる |
また水冷用ラジエターや電源ユニット、ストレージなどを搭載できる拡張ユニット「Core P200」が用意され、メインシャシーの上部または下部にスタックが可能。拡張性をさらに向上させることができる。
ラジエターや冷却ファン、電源ユニットなどを搭載できる拡張ユニット「Core P200」 |
「Core W200」の冷却システムは、フロント120 / 140mm×7、トップ120 / 140mm×8または200mm×3、リア120 / 140mm×2、ボトム120 / 140mm×6、右側面120 / 140mm×8または200mm×6で、水冷用ラジエターはフロント360mm、トップ600mm、リア140mm、ボトム280mm、右側面600mmまで対応。ドライブベイは5.25インチオープンベイ×3、2.5 / 3.5インチケージベイ×10、2.5 / 3.5インチシャドウベイ×4で、拡張スロットは10段×2を備える。外形寸法は、W475×D678×H677mm、重量28.9kg。
「Core P200」の冷却システムは、フロント120 / 140mm×1、トップ120 / 140mm×8または200mm×3、両側面120 / 140mm×4、ボトム120 / 140mm×4で、水冷用ラジエターはトップ600mm、サイド560mm、ボトム560mmまで対応。外形寸法は、W475×D678×H249mm、重量10.2kg。
「DMD」(Dismantlable Modular Design)方式により、使い方に合わせたカスタマイズが可能 |
筐体はいずれも完全に分解ができる「DMD」(Dismantlable Modular Design)方式を採用。なおスタックした「Core WP200」の状態の外形寸法は、W475×D678×H878mm、重量39.1kg。
文: GDM編集部 池西 樹
Thermaltake: http://www.thermaltake.com/