2016.04.18 12:13 更新
2016.04.18 配信
有機ELパネルを採用する、55型4K(3,820×2,160ドット)ディスプレイの新製品。30インチモデル「BVM-X300」と同じ高性能な信号処理回路を標準装備。さらに独自技術「TRIMASTER EL」により、映像素材の色を高画質に再現できる。
色域は、UHD(Ultra HD)の放送規格(ITU-R BT.2020)や、デジタルシネマ要求仕様(DCI-P3)に対応。またソニーが定義する広色域規格「S-Gamut3」「S-Gamut3.Cine」もサポートされ、液晶ディスプレイでは表示できなかった低階調色も表示することができる。
さらに映像現場でのニーズが高い4分割表示と、分割画面ごとに各種設定値を独立して設定できる「Quad View表示」機能を実装。27インチ相当の大画面で、4つのイメージを一括確認できる。
各画面ごとにパラメータを設定できる4分割表示「Quad View表示」機能を搭載する |
主なスペックは、視野角89°(上下左右)、輝度100cd/㎡、コントラスト比100万:1以上。インターフェイスは入力が4BNC×2、HDMI×1、シリアルリモート×1(100Base-T)、出力が4BNC×2、ステレオミニジャック×1。外形寸法は、W1,241.6×D205×H737.2mm(スタンド含む)、重量約21.7kg(同)。
文: GDM編集部 池西 樹
ソニー株式会社: http://www.sony.co.jp/