2016.04.18 12:47 更新
2016.04.18 配信
カートリッジあたり3.3TBの大容量を実現した、データバックアップ向けオプティカルディスクユニットの新製品。パナソニックと共同開発した次世代光ディスク規格「アーカイバル・ディスク」を採用し、データを100年以上保存できる。
アーカイブドライブユニットには、計8個のレーザーヘッドでディスク1枚の両面を同時に書き込むことができる「8チャンネルレーザー」方式を採用。これによりデータ読出2Gbps(250MB/sec)、ベリファイ書込1Gbps(125MB/sec)の転送速度を実現。大容量データを確実かつ高速に処理できる。
OSはWindows、Mac OS、Linuxでの対応が謳われ、サーバーOSだけでなくクライアントOSでも利用可能。また映像ファイルの直接再生・閲覧ができる「Catalyst Browse」(無償)や、可搬型ハードディスク、光ディスク、Linear Tape File System(LTFS)と同様に扱える専用Explorerが用意される。
ドライブユニットの接続インターフェイスはUSB3.0、外形寸法は、W146×D414.4×H95.5mm、動作温度5~40℃、保存温度-20~60℃、重量約4.8kg、消費電力約110W。カートリッジの動作温度は5~55°、保存温度・湿度は短期が-10℃~55℃ / 3%~90%RH、長期が10℃~30℃/30%~70%RH。
文: GDM編集部 池西 樹
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