2016.05.07 12:00 更新
2016.05.06 配信
NVIDIAは6日(現地時間)に開催した「NVIDIA Special Event!」にて、Pascalアーキテクチャを採用する新ハイエンドGPU「GeForce GTX 1080」を発表した。
NVIDIA Special Event!にて発表された「GeForce GTX 1080」。Maxwell世代のハイエンドGeForce GTX 980に比べると電源効率は2倍に向上しているという |
製造プロセス16nmのFinFETトランジスタを採用した製品で、メモリには世界初となる「G5X」を採用。トランジスタ数は72億、CUDAコア数2,560基、動作クロックはコアクロック2GHzオーバー、メモリクロックは10GHzで、Maxwell世代のハイエンドGeForce GTX 980のSLI構成や、フラッグシップGeForce GTX TITAN Xより高速になるとしている。
GeForce GTX 980 SLIやGeForce GTX TITAN Xを超える性能を200W以下の消費電力で実現。またAMDを意識してか、空冷クーラーであることが強くアピールされていた |
TDPはスライドをみる限り200W以下に設定されており、冷却システムに水冷ではなく、ベイパーチャンバーを採用する空冷クーラーを搭載する。
トランジスタ数は72億で、2,560基のCUDAコアを内蔵する | |
詳細スペックは不明ながら下位モデルとして「GeForce GTX 1070」もラインナップされる |
発売は5月27日予定で、市場想定売価は599ドル。また下位モデルとして「GeForce GTX 1070」もラインナップ。詳細スペックは不明ながら、発売は6月10日予定で、市場想定売価は379ドル。
文: GDM編集部 池西 樹
NVIDIA Corporation: http://www.nvidia.com/