グラフィックスカードとの連携によりディスプレイ出力にも対応

Intel X99 Expressチップモデルでは、世界初となるThunderbolt 3認証を取得したマザーボード「GA-X99P-SLI」の国内発売が5月14日より開始される。

コントローラにはPCI-Express3.0（x4）接続のIntel製ICを搭載し、Thunderbolt 3なら40Gbps、USB3.1でも32Gbpsの広大な帯域幅を利用可能。最大6台のThunderboltデバイスをデイジーチェーンできる他、USB3.1ポートに複数台のデバイスを接続した場合でも速度低下を抑えることができる。

リアインターフェイスにはUSB3.1 Type-C / Thunderbolt 3兼用ポートと、グラフィックスカード接続用のDisplayPortを搭載

またマザーボード上のDisplayPortと、グラフィックスカードを接続する専用ケーブルが付属（miniDisplayPortとDisplayPortの2種）。これにより、CPUにグラフィックス機能を内蔵しないLGA2011v3プラットフォームでも、Thunderbolt 3経由によるディスプレイ出力が可能になる。

DisplayPort-DisplayPortまたはDisplayPort-miniDisplayPortの専用ケーブルを使いグラフィックスカードと接続することで、Thunderbolt 3経由のディスプレイ出力にも対応する

主なスペックは、メモリスロットがDDR4×8（最大128GB）、ストレージはSATA3.0（6Gbps）×6（RAID対応）、SATA3.0（6Gbps）×4（RAID非対応）、M.2×1、SATA Express×1。拡張スロットはPCI-Express3.0（x16）×2、PCI-Express3.0（x8 / x16形状）×2、PCI-Express2.0（x1）×2を備える。なお詳細スペックについてはこちらのグローバルリリースに詳しいので合わせて参照いただきたい。

文： GDM編集部 池西 樹
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