2016.05.12 11:27 更新
2016.05.10 配信
“Broadwell-E”ことIntelの次期ハイエンドCPUに対応する、Intel X99チップ搭載のLGA 2011-v3マザーボード新製品がASUSからリリースされた。
従来からの新機能として、いずれも複数の発光パターンに対応したLEDイルミネーションを搭載し、一部モデルを除いてピンヘッダを使用したLEDストリップの増設も可能。さらに重量級のグラフィックスカードに対応するため、金属やハンダ補強を施したPCI-Expressスロット「SafeSlot」を採用。また、高アンペア仕様の工業用ファンやオールインワン水冷・水冷ポンプに対応する専用ファンコネクタも備える。
「ROG Strix X99 Gaming」は、シリーズ唯一のゲーミングモデル。低遅延なIntelチップによるギガビットLANを搭載するほか、2×2アンテナを備えた802.11ac+Bluetooth 4.0のワイヤレスネットワークも完備。ゲーミングサウンド「SupremeFX」も内蔵している。
メモリスロットはDDR4-3,333MHz×4で、ストレージはM.2×1、U.2×1、SATA3.0×10、SATA Express×1を実装。PCI-Express3.0(x16)は3系統で、内1スロットが「SafeSlot」仕様。インターフェイスとしてUSB3.1(Type-A)×1とUSB3.1(Type-C)×1を備えるほか、Thunderbolt 3に対応した拡張カードが付属する。
「X99-Deluxe II」は、高速なワイヤレスネットワークを搭載したシリーズ最上位モデル。有線LANはIntelチップによるデュアルギガビットLANを装備、ワイヤレスは3×3アンテナの802.11ac+Bluetooth 4.0に対応する。
メモリスロットはDDR4-3,333MHz×4、ストレージはM.2×1、U.2×2、SATA3.0×10、SATA Express×1を実装。PCI-Express3.0(x16)は4系統で、そのすべてが「SafeSlot」仕様となる。そのほか、オーディオは「Crystal Sound 3」を内蔵。インターフェイスはUSB3.1(Type-A)×3とUSB3.1(Type-C)×1を備えるほか、上記同様Thunderbolt 3対応の拡張カードが同梱される。
X99-A II | X99-E |
「X99-A II」は、シリーズ中におけるメインストリームモデル。メモリスロットはDDR4-3,333MHz×4、ストレージはM.2×1、U.2×1、SATA3.0×10、SATA Express×1を実装。PCI-Express3.0(x16)は3系統で、内1スロットが「SafeSlot」仕様となる。
そのほか、オーディオは「Crystal Sound 3」で、インターフェイスはIntelチップのギガビットLAN×1に加え、USB3.1(Type-A)×1とUSB3.1(Type-C)×1を備える。
「X99-E」は、シリーズで最も安価なベーシックモデル。メモリスロットはDDR4-3,200MHzで、ストレージはM.2×1、SATA3.0×10、SATA Express×1を実装する。PCI-Express3.0(x16)は3系統で、内1スロットが「SafeSlot」仕様。
オーディオは「Crystal Sound 3」を内蔵。インターフェイスは、IntelギガビットLAN×1、USB3.1(Type-A)×1を備える。なおこのモデルのみ、LEDストリップの増設用ヘッダは非搭載。
文: GDM編集部 絵踏 一
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