2016.05.16 19:00 更新
2016.05.16 配信
サーモグラフィ映像が表示できるポータブル放射温度計がサンコーから発売開始。従来の放射温度計では、難しかった周囲の最低温度、最高温度、測定点の温度測定が可能。さらに赤外線サーモグラフィ映像の表示にも対応し、温度状況を視覚化できるようになる。
サーモグラフィのカラーパレットは、アイアン、レインボー、ハイコントラスト、グレースケール(白基調)、グレースケール(黒基調)の全5種類。また赤外線カメラと可視カメラのミックス度合いは0~100%まで25%ずつ5段階に設定できる。
サーモグラフィのカラーパレットは5種類から選択できる |
赤外線カメラ解像度は60×60(3,600ピクセル)、可視カメラ解像度は0.3メガピクセル、最短焦点距離は0.5m。温度感度は0.15℃、測定温度範囲-20~300℃、温度精度は±2%または±2℃。
画像保存形式はbmp(1ファイルあたり154kb)、メモリカードはmicroSD(4GB付属)に対応し、電源は単3電池4本(連続使用時間6時間)。外形寸法は、W62×D95×H212mm、重量320g。ディスプレイは2.4インチのカラー液晶が実装される。
文: GDM編集部 池西 樹
サンコー株式会社: http://www.thanko.jp/