2016.05.18 11:32 更新
2016.05.17 配信
チップセットに関係なくBCLK調整によるオーバークロックを可能にする、「Hyper BCLK Engine」を搭載させたIntel B150マザーボードがASRockからリリース。フォームファクタはATXで、CPUソケットはLGA1151に対応する。
品質規格は「Super Alloy」に準拠し、電源回路のチョークコイルには通常の2.5倍の飽和電流を誇る「Premium 50A Power Choke」を搭載。さらに同一クラス最高レベルとなる、デジタル制御の5フェーズ電源回路を実装することで、定格運用はもちろんオーバークロック時でも安定動作を可能にした。
またATXマザーボードながら、奥行191mmのショートサイズ基板を採用するのも特徴。内部スペースが限られるケースでも余裕を持って搭載させることができる。
主なスペックは、メモリスロットがDDR4-2133MHz×4(最大64GB)、ストレージはSATA3.0(6Gbps)×1、M.2(32Gbps)×1。拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×2、PCI-Express3.0(x1)×3で、マルチグラフィックスは2-WayまでのAMD CrossFireXに対応する。
その他、DDR4メモリのレイテンシを低減する「DDR4 Non-Z OC」、Windows 7のインストールを簡略化できる「Win 7 USB Patcher」、ELNA製音響向けコンデンサと分離回路で構成される高品位サウンド回路などを備える。なお「Hyper BCLK Engine」によるオーバークロックについてはこちらのレビューを合わせて参照いただきたい。
文: GDM編集部 池西 樹
ASRock Incorporation: http://www.asrock.com/