ファンの回転を3段階に変更できる高静圧120mmファン

ENERMAXブランドより、高静圧仕様の120mm汎用ファン「D.F.Pressure」（型番：UCDFP12P）がリリースされた。

2014年3月に発売された「TwisterPressure」（型番：UCTP12P）の後継モデルにあたり、動作開始時に10秒間だけを逆回転させ、ブレードについたホコリを吹き飛ばす特許技術「Dust Free Rotation」（DFR）を搭載。水冷ラジエターや空冷ヒートシンクのクリーニング効果も期待でき、長期間安定した冷却性能を維持できるとしている。

また高静圧かつ直進的なエアフローを生み出す新設計「ハイプレッシャーブレード」を採用。最適化された羽の角度とよじれにより、従来モデルよりさらに静圧性能を向上させた。

ファンの回転数スイッチはドラム部からフレームへと移動され、CPUファンやケースに搭載時でも切り替えが簡単にできるようになった

回転数はPWM制御で、フレーム部に実装されたスイッチにより800～1,000rpm±10％の「Ultra Silent Mode」、800～1,500rpm±10％の「Silent Mode」、800～2,000rpm±10％の「Performance Mode」に切り替え可能。ベアリングは摩擦の少ないTwister Bearingが採用され、ファンブレードは本体から取り外して清掃することができる。

防振用のラバーパッドは、標準のグレーに加え、赤と白の全3色が付属する

外形寸法は、W120×D120×H25mm、MTBFは16万時間以上で、製品保証は1年間。なお製品には4pin電源変換アダプタ、固定用ネジ×4の他、防振用のラバーパッドが付属される。

文： GDM編集部 池西 樹
株式会社クーラージャイアント（ENERMAX日本法人）： http://www.enermaxjapan.com/