2016.05.25 11:23 更新
2016.05.24 配信
CRYORIGより、同社初のプロダクトとなるPCケース2モデルが発表された。いずれもMini-ITXフォームファクタに対応する製品で、個性的なデザインが魅力。5月31日(火)に開幕する「COMPUTEX TAIPEI 2016」にて、正式にお披露目される予定だ。
OLA |
Mac Proにインスピレーションを得たという「OLA」は、ホームシアターなどライフスタイルPC向けを想定した円筒形のアルミケース。サイドに開けられた“Dual shark-gill”から吸気、煙突効果を利用しつつトップに搭載した140mm口径の冷却ファン「XT140」で排気する仕組みになっている。
ドライブベイは、3.5インチ×1+2.5インチ×1もしくは2.5インチ×2を装備。GeForce GTX 1080などの大型グラフィックスカード、CPUはTDP100WまでのCore i7を搭載可能で、電源ユニットはSFX電源に対応する。外形寸法W226×D205×H378.5mm、重量5kg。現時点では、2017年Q2での発売が予定されている。
TAKU |
もう一方の「TAKU」は、モニタースタンドとして使用できる横長のMini-ITXケース。3mm厚のフルアルミ筐体を木製の脚部で支える設計で、引き出しのようなスタイルで内部構造にアクセスできる。メンテナンス性の高さが特徴で、最長250mmのグラフィックスカードが格納できるなど、内部容積には余裕がある。
ドライブベイは、上記と同様に3.5インチ×1+2.5インチ×1もしくは2.5インチ×2を実装。冷却ファンは140mm口径の「XT140」を備え、電源ユニットはSFX電源に対応している。外形寸法W567×D270×H134.8mm、重量8kg。発売は2016年後半もしくは2017年Q1を予定している。
文: GDM編集部 絵踏 一
CRYORIG: http://www.cryorig.com/