2016.06.01 18:29 更新
2016.06.01 配信
「COMPUTEX TAIPEI 2016」にて、AMDよりPolarisアーキテクチャーを採用する新型GPU「Radeon RX 480」が発表された。「VR体験を数百万人のユーザーに届ける」と謳い、従来500ドル相当が必要であったVR性能をわずか199ドルで提供する。
Compute Unitは36基を搭載、浮動小数点演算性能は5TFLOPS以上。メモリバス幅は256bitで、データレート8Gbps、メモリバンド幅256GB/sec、GDDR5 4GBまたは8GBのビデオメモリを実装する。TDPは150Wで、14nm FinFETプロセス採用により、AMDの既存GPU比で2.8倍のワットパフォーマンスを実現した。
なお発表においては、NVIDIAのGeForce GTX 1080とCrossFire構成における「Radeon RX 480」とのパフォーマンスを比較。500ドル以下で700ドルのGTX 1080を性能で上回るとした。
文: GDM編集部 絵踏 一
AMD: http://www.amd.com/