2016.06.01 20:57 更新
2016.06.01 配信
“Bristol Ridge”の通称で知られていた、AMDのメインストリーム向けAPU「7th Generation AMD A-Series」(第7世代Aシリーズ)がCOMPUTEXに合わせて正式発表。以前よりリリースされていた次世代APUだが、今回新たにそのラインナップも公開された。
既存アーキテクチャのCarrizoがベースになっており、基本設計はほぼ同等。ただし内部設計のチューニングによりパフォーマンスが向上、前世代のCarrizoからCPU性能が最大20%、GPU性能は最大37%引き上げられた。また、新たにDDR4メモリコントローラが有効化されたほか、PCI-Express3.0のレーン数が12に拡大している。
最大4つのExcavatorコアと、第3世代GCNベースのRadeon R7 / R5を搭載。FXシリーズはFX 9830P(4コア / 最大3.7GHz / R7 / TDP25~45W)とFX 9800P(4コア / 最大3.6GHz / R7 / 12~15W)、AシリーズはA12-9730P(4コア / 最大3.5GHz / R7 / 25~45W)などをラインナップする。
そのほか、ローエンド向けモデルAPUとして、“Stoney Ridge”と呼ばれていたE2-9010(2コア / 最大2.2GHz / R2 / 10~15W)もリストに加えられている。
文: GDM編集部 絵踏 一
AMD: http://www.amd.com/