2016.06.14 15:29 更新
2016.06.14 配信
パナソニックが手掛ける、屋外や過酷な現場作業向けのラグド系タブレット「TOUGHPAD」シリーズの新モデルがリリース。いずれも耐衝撃や防塵・防滴 / 防水、耐温度設計の頑丈なボディを採用、手袋をしたままで操作できる高感度パネルやドコモLTEなどの強力なネットワーク機能を備える。
「TOUGHPAD FZ-A2」は、Android 6.0搭載の10.1インチタブレット。ディスプレイ解像度は1,920×1,200ドットで、プロセッサはCherry Trail世代のIntel Atom x5-8550(最大2.4GHz)、メモリ4GB、ストレージ32GBを実装。耐落下1.2mの耐衝撃仕様、IP65の防塵・防滴、動作温度-10℃~50℃に対応する。
約9時間のバッテリーライフをもち、バッテリー交換も可能。インターフェイスは、USB3.1 Type-C、USB3.0(標準サイズ)、HDMIなどを備える。なお重量は、10.1インチのラグド系タブレットでは世界最軽量となる約880g。8月下旬に発売予定。
同じくAndroid 6.0を搭載する「TOUGHPAD FZ-B2」は、解像度1,280×800ドットの7インチ液晶を採用。プロセッサはAtom x5-8550、メモリ2GB、ストレージ32GBを実装。耐落下1.5m、IP65の防塵・防滴、動作温度-10℃~50℃に対応する。インターフェイスはUSB3.1 Type-Cなど。7月下旬に発売が開始される予定。
TOUGHPAD FZ-X1 | TOUGHPAD FZ-X1(防爆モデル) |
「TOUGHPAD FZ-X1」は、Android 5.1.1を搭載する5インチタブレット。ディスプレイ解像度は1,280×720ドットで、プロセッサはQualcomm APQ8064T(1.7GHz)を実装。耐落下3m、IP65/IP68準拠の防塵・防滴/防水、動作温度は-20℃~60℃に対応。7月上旬に発売される。
なお、爆発性ガスが発生している恐れのある第二類危険箇所(Zone2)対応の防爆モデルもラインナップ。こちらは9月に発売予定。
TOUGHPAD FZ-G1 | TOUGHBOOK CF-31 |
Windows 10 Pro搭載モデルとして、10.1インチタブレット「TOUGHPAD FZ-G1」も発表。ディスプレイ解像度は1,920×1,200ドット、プロセッサがCore i5-6300U vPro(最大3.0GHz)、メモリ4GB、ストレージ128GB SSDを実装。耐落下1.2m、IP65準拠の防塵・防滴、動作温度-10℃~50℃に対応する。発売は7月中旬の予定。
今回リリースされた中で、「TOUGHBOOK CF-31」は唯一の13.1インチノートPC。搭載OSはWindows 10 Proで、プロセッサはCore i5-5300U vPro(最大2.9GHz)、メモリ4GB、ストレージ500GB HDDを実装。最大1,200cd/m2の広範囲輝度設定対応の感圧タッチパネルを採用している。耐落下1.2m、IP65準拠の防塵・防滴、動作温度-10℃~50℃に対応。8月上旬より発売が開始される予定。
文: GDM編集部 絵踏 一
パナソニック株式会社: http://panasonic.jp/