2016.06.15 11:22 更新
2016.06.13 配信
Crucialより、同ブランド初となる3D NANDフラッシュ採用の2.5インチSATA3.0(6Gbps)SSD「MX300」シリーズがリリースされた。
実装されるNANDフラッシュは、32枚のメモリダイを積層させたMicron製TLC NANDで、NANDフラッシュの一部をSLCキャッシュとして使用する「Dynamic Write Acceleration」により、シーケンシャル読込530MB/sec、書込510MB/sec、ランダム読込92,000 IOPS、書込83,000 IOPSの高速アクセスが可能。
またメモリセルをRAIDのように使用する「RAIN」(Redundant Array of Independent NAND)、複数ステップによるデータ整合性チェックアルゴリズム「Multistep Data Ingegrity Algorithm」、データパスプロテクション機能などにより、データの信頼性とSSDの耐久性を向上させた。
その他、ECC、DevSLP、TRIM、S.M.A.R.T.、PLP(Power Loss Protection)などの機能に対応。容量は750GB、MTTFは150万時間、書込耐性は220TBW(1日あたり120GBで5年間)とされ、製品保証は3年間。
文: GDM編集部 池西 樹
Micron Technology: http://www.micron.com/
Crucial: http://www.crucial.com/