2016.06.21 15:45 更新
2016.06.21 配信
不意の電源損失時でもDRAM内のデータを維持できる「DDR4 NVDIMM」がCrucialブランドから登場した。
DDR4 NVDIMMでは基板上にNANDフラッシュを標準装備。電源損失時は外付けのバックアップ電源(AGIGA製「PowerGEM」)を使い、NANDコントローラが自動的にDRAMのデータをNANDフラッシュへと退避。電源復帰時に書き戻すことで、メモリパフォーマンスを低下させることなくDRAM内のデータを維持できるというもの。
これにより、ストレージサーバーキャッシュや、インメモリデータベース、オンライントランザクション処理などをより安全かつ高速に行うことができるとしている。
ちなみに今回発表されたのは動作クロック2,133MHz、帯域幅17GBのPC4-17000対応モデルで、容量は8GB、動作電圧は1.2V、レイテンシはCL15。
文: GDM編集部 池西 樹
Micron Technology: http://www.micron.com/
Crucial: http://www.crucial.com/