2016.06.27 12:19 更新
2016.06.27 配信
UQコミュニケーションズは、WiMAX 2+の室内電波環境を改善できる小型基地局「UQフェムトセル」の先行貸し出しの受付を開始した。対象となるのは「WiMAX 2+サービス」、および「auひかり」または「auひかりちゅら」の契約者で、工事費や月額利用料金は無料。提供時期は2016年下期以降とされ、時期は決定次第案内される。
「UQフェムトセル」は、自宅の固定回線(「auひかり」「auひかりちゅら」)と接続し、自宅内を対象にしたサービスエリアを構築することで、WiMAX 2+の電波感度を改善できるというもの。基地局からの電波が弱い場所でも、設置後は快適なデータ通信サービスが利用できるようになる。
対象端末は「Speed Wi-Fi NEXT W02」「Speed Wi-Fi NEXT WX02」「Speed Wi-Fi NEXT WX01」「Speed Wi-Fi NEXT W01」「Speed WALKER WiMAX2+ HWD15」「Speed WALKER WiMAX2+ NAD11」「Speed WALKER WiMAX2+ HWD14」「URoad-Stick」「URoad-Home2+」の9モデル。
なお「UQフェムトセル」経由でWiMAX 2+を利用した場合でも、データ量は通常利用と同様にカウントされ、混雑回避のための速度制限(3日で3GB以上)の対象となる点には注意が必要だ。
文: GDM編集部 池西 樹
UQコミュニケーションズ株式会社: http://www.uqwimax.jp/