2016.07.04 15:40 更新
2016.07.04 配信
「Qrio Smart Lock」(型番:Q-SL1)は、スマートフォンを使ったカギの開閉操作やオートロック機能の後付けができるスマートロック。工事不要で従来の扉に設置可能なIoT製品で、LINEやFacebookなどのメッセージ機能を使用して、来てほしい人に来てほしい時間だけ電子キーをシェアできる。
通信圏内に入ると自動的に電子キーを認識する仕様で、スライド操作で即座に解錠。カバンから鍵を探す動作が不要になる。施錠・解錠の操作やゲストへのキー発行については、ソニーによる独自の最新セキュリティ技術を用いた暗号化が施され、安心して運用できる。なお、ドアの内側に取り付ける仕組みのため、電子キーだけでなく従来のカギもそのまま利用できる。
接続インターフェイスはBluetooth 4.0(Low Energy)で、iOS8以降のiPhone、Android 4.4以降のAndroid端末に対応。ドアに直接サムターンが付いた「ドア付」、ドアに箱型の錠前がついた「面付き箱」タイプのサムターンに設置できる(サイズなどは要確認)。外形寸法W57×D74×H115.5mm、重量380g。大容量リチウムイオン電池2本で約300日、4本で約600日の連続稼働に対応する。
なお、現状の環境に設置できるか不明な場合に重宝する貸し出しサービス、購入後に利用できる訪問設置設置サービスも提供される。
文: GDM編集部 絵踏 一
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