ハイエンド並の性能を低価格で提供するASRock期待のX99マザーボード

COMPUTEX TAIPEI 2016にてお披露目された、ASRockのIntel X99 Expressマザーボード「X99 Taichi」「Fatal1ty X99 Professional Gaming i7」が正式発表。いずれもコストパフォーマンスを重視したモデルで、Haswell-E / EPに加え、Broadwell-E / EPをサポートする。

COMPUTEX TAIPEI 2016に合わせて発表された「X99 Taichi」「Fatal1ty X99 Professional Gaming i7」が正式アナウンス

「X99 Taichi」は、さまざまな用途での運用を想定した“オールランダー”モデル。電源回路はIntel X99 Expressマザーボードでは最高峰となる12フェーズ構成で、Ultra M.2やUSB3.1 Type-C、IEEE 802.11ac無線LANなどの最新機能を搭載。さらに有線LANはIntel I218V / I211ATのデュアルギガビットLANを備える。

主なスペックはメモリスロットがDDR4-3300+×8（最大128GB）、ストレージはSATA3.0（6Gbps）×10、SATA Express×1、Ultra M.2×2。拡張スロットはPCI-Express3.0（x16×3）、PCI-Express2.0（x1）×2、M.2×1（Wifi/BTモジュール用）×1を備える。

Fatal1ty X99 Professional Gaming i7

「Fatal1ty X99 Professional Gaming i7」は、「X99 Taichi」をベースにゲーミングデバイス向けポート「Fatal1ty Mouse Port」や、マクロキー機能「Key Master」、ゲーム実況ソフトウェア「XSplit Broadcaster 」などを追加した、ゲーマー向けモデル。

主なスペックはメモリスロットがDDR4-3300+×8（最大128GB）、ストレージはSATA3.0（6Gbps）×10、SATA Express×1、Ultra M.2×2。拡張スロットはPCI-Express3.0（x16×3）、PCI-Express2.0（x1）×2、M.2×1（Wifi/BTモジュール用）×1を備える。なお詳細についてはこちらの記事も合わせて参照いただきたい。

文： GDM編集部 池西 樹
ASRock Incorporation： http://www.asrock.com/