2016.07.07 22:00 更新
2016.07.07 配信
NVIDIAは日本時間の7月7日22:00、Pascalアーキテクチャを採用する新ミドルレンジGPU「GeForce GTX 1060」を発表、7月19日より発売を開始する。
先月発売が開始されたGeForce GTX 1080 / 1070の下位モデルにあたる製品で、コアには「GP104」よりも小規模な「GP106」を採用。CUDAコア数は1,280基、ベースクロックは1,506MHz、ブーストクロックは1,708MHzで、Maxwell世代のミドルレンジGeForce GTX 960から、VR性能は最大3倍、ゲーム性能も最大2.2倍に高速化されているという。
GeForce GTX 960からVR性能は最大3倍、ゲーム性能も2.2倍に高速化されている |
その他スペックはメモリクロックが8Gbps、メモリバス幅192bit、メモリ帯域192GB/secで、GDDR5 6GBのビデオメモリを搭載。SLIには非対応となり、リファレンスモデルのインターフェイスはHDMI2.0b×1、DisplayPort1.4×3、DualLink DVI-D×1。消費電力は120W、推奨電源ユニットは400W、最大GPU温度は94℃で、補助電源コネクタは6pin×1を備える。
製品ラインナップは通常版と、「Founders Edition」の2種が用意され価格は249ドルと299ドル。なお「Founders Edition」は、直販専用モデルとなる。
文: GDM編集部 池西 樹
NVIDIA Corporation: http://www.nvidia.com/