2016.07.22 12:43 更新
2016.07.22 配信
NVIDIAは2016年7月22日、Pascalアーキテクチャを採用する最上位モデルとして「TITAN X」を正式発表した。なおこの製品から、コンシューマ向けを表す“GeForce”の名称が外されている。
CUDAコアはGeForce GTX 1080の約1.4倍にあたる3,584基。コアクロックは1,417MHz、ブーストクロックは1,531MHz、メモリクロックは10,000MHz、メモリバス幅は384bitとされ、GDDR5X 12GBのビデオメモリを標準装備。なおメモリ帯域幅は480GB/secで、演算処理性能は11TFLOPSを達成したという。
対応機能はNVIDIA GPU Boost 3.0、NVIDIA G-SYNC、NVIDIA GameStreamなど。また最新の「SLI HBブリッジ」によるマルチグラフィックスもサポートされる。
リファレンスクーラーは2スロット占有の外排気クーラーで、バスインターフェイスはPCI-Express3.0(x16)。出力インターフェイスはDisplayPort1.4、HDMI2.0b、DualLink DVI、消費電力は250Wとされ、補助電源コネクタは8+6pinを備える。
文: GDM編集部 池西 樹
NVIDIA Corporation: http://www.nvidia.com/