2016.07.26 10:23 更新
2016.07.25 配信
NVIDIAのワークステーション向けグラフィックスカード「Quadro」シリーズに、Pascalアーキテクチャを採用する最新モデル「Quadro P6000 / P5000」が登場した。
アーキテクチャの刷新やメモリ帯域の拡大により、演算処理は先代(Quadro M6000)の7TFLOPSから最大12TFLOPSへと向上。これまで以上に複雑な処理が必要となるVRビジュアルコンピューティングの高速化が可能になる。
「Quadro P6000」の主なスペックは、CUDAコア数3,840基、ビデオメモリはGDDR5X 24GB、処理性能は12TFLOPSで、消費電力は250W。「Quadro P5000」の主なスペックは、CUDAコア数2,560基、ビデオメモリはGDDR5X 16GB、処理性能は8.9TFLOPSで、消費電力は180W。
いずれもバスインターフェイスはPCI-Express3.0(x16)、出力インターフェイスはDisplayPort1.4×4、DVI-D×1で、2スロット占有の外排気クーラーを搭載する。
文: GDM編集部 池西 樹
NVIDIA Corporation: http://www.nvidia.com/