2016.07.27 17:57 更新
2016.07.27 配信
「COMPUTEX TAIPEI 2016」で発表された、小型PC向け新フォームファクタMini-STXを採用するマザーボード「H110M-STX」がASRockからリリース。Mini-ITXよりさらに小さな5インチ(約127mm)四方のサイズに、NUCを上回る拡張性を備えるのが特徴だ。マザーボードの単体製品としては、これが初登場となる。
チップセットはIntel H110を搭載。ソケットはLGA1151で、最大65WのSkylake世代CPUに対応する。メモリスロットはDDR4-SODIMM×2(DDR4-2,133MHz / 最大32GB)、ストレージはPCI-Express3.0(x4)のM.2スロット×1のほか、背面のピンヘッダ利用でSATA3.0(6Gbps)×2が接続可能。また、拡張スロットは通信用M.2(E Key / 2230)×1を備える。
そのほか、DisplayPort×1、HDMI×1、D-Sub×1による3画面出力に対応。インターフェイスは、USB3.0 Type-C×1、USB3.0×2、USB2.0×1、ギガビットLAN×1、DCジャック×1などを備える。
なお、CPUクーラーにはIntel製のリファレンスクーラーがそのまま使用可能。さらにMini-STX対応ケースとして、SilverStoneから「VT01S」、Akasaから「A-STX04-A1B」「A-STX04-M1B」が近くリリース予定とされている。
文: GDM編集部 絵踏 一
ASRock Incorporation: http://www.asrock.com/