2016.08.10 10:29 更新
2016.08.09 配信
ジャパンディスプレイから、4K(3,840×2,160ドット)の高解像度表示に対応するノートPC向け13.3型液晶ディスプレイが発表された。
液晶パネルには、一般的な「アモルファスシリコンTFT LCD」や「酸化物TFT LCD」より開口率の高い「低温ポリシリコンTFT」(LTPS)を採用。これによりバックライトの消費電力を30%以上削減でき、ノートPCのバッテリー駆動時間を延長できるとしている。
またLTPSはベゼル幅の縮小においても有利とされ、今後はノートPCでもスマートフォンのような狭額縁デザインモデルの開発が可能になるという。
主なスペックは、画素密度332ppi、輝度400cd/㎡、コントラスト比1,500:1、色再現域(NTSC比)72%。ベゼル幅(L / R / T / B)2.0 / 2.0 / 2.0 / 6.1mm。消費電力は4.7W(LCD+バックライト)。なお量産開始は年内予定で、サンプル出荷は7月より既に開始されている。
文: GDM編集部 池西 樹
株式会社ジャパンディスプレイ: http://www.j-display.com/