2016.08.18 13:02 更新
2016.08.16 配信
Intelは、同社の3次元認識技術「RealSense」を使ったアプリケーションやロボットを開発できる、開発キット4種をIDF 2016で発表。来月より順次提供を開始する。
「Intel RealSense Robotic Development Kit」は、「RealSense R200」カメラと、小型基板「AAEON UP board」で構成されるロボット開発キット。専用のLinux OSとロボット制御用OS「ROS」がプリインストールされ、オブジェクトや人を認識するロボットのプロトタイプモデルを開発できるという。
「Intel RealSense ZR300 Development Kit」は、深度を感知する高精度のモーショントラッキング機能を搭載する開発キット。専用のLinux SDKを使い、自律的マッピングやナビゲーション機能の開発が可能となり、自律型ロボット、無人偵察機、仮想現実アプリケーションなどの開発に好適としている。
Intel RealSense Camera 400 | Intel Euclid Developer Kit |
また従来モデルからキャプチャ範囲・精度を2倍以上向上させた、新型「RealSense」カメラ「Intel RealSense Camera 400」シリーズや、AtomプロセッサとRealSenseカメラを一体化し、より手軽に開発ができるオールインワンシステム「Intel Euclid Developer Kit」なども用意される。
文: GDM編集部 池西 樹
Intel Corporation: http://www.intel.com/