2016.08.24 10:42 更新
2016.08.23 配信
今年3月のプレスリリースや、COMPUTEX TAIPEI 2016のブースレポートでプロトタイプモデルを紹介した、STREACOMのポータブルベンチ台「BC1」の正式モデルが遂に発表された。
8mm厚のアルミニウム板から削り出すという基本コンセプトはそのままに、各種コンポーネントの収納機構を改善。収納時に必要だった専用カバーが不要となり、よりスマートに持ち運びができるようになった。
COMPUTEX TAIPEI 2016で展示されていたプロトタイプモデルでは、収納時に専用のカバーが必要だった |
また機能面では、グラフィックスカードのブラケットポール(4枚まで)が新たに追加された他、ファン・ラジエター用ステイや電源ユニットの固定機構なども実装されている。
グラフィックスカード用のブラケットポールなど、新たなギミックも追加されている |
筐体素材は5052グレードのアルミニウム、ネジ素材はSS304グレードのスチール製。ドライブベイは2.5 / 3.5インチシャドウベイ×2、対応マザーボードはE-ATX、ATX、MicroATX、Mini-ITXで、電源ユニットは標準的なATXモデルを搭載できる。外形寸法は、W370×D260×H8mm(持ち運び時)、組み立て時の高さは115mmで、重量は約1.82kg。
なおHWBOT向けのオリジナルモデルはOpenBenchtable.comにて受注開始。リテール向けモデルは3~4週間以内に出荷が開始される予定だ。
文: GDM編集部 池西 樹
STREACOM: http://www.streacom.com/