GPUコア温度はリファレンスクーラーから約30℃低下

5月30日付けプレスリリースでアナウンスされた、ハイブリッドクーラーを搭載するGeForce GTX 1080グラフィックスカード「GeForce GTX 1080 FTW HYBRID GAMING」がEVGAから正式リリースされた。

GPUコアとメモリの冷却を120mmラジエターの水冷システムが、電源回路の冷却をブロアーファンが受け持つ独自機構を採用。これによりGPUコアの効率的な冷却ができ、リファレンスクーラーから約30℃温度が低下できるという。

もちろん基板もオリジナル設計で、電源回路にはリファレンスの約2倍にあたる10+2フェーズの電源回路を搭載。補助電源コネクタも8pin×2へと強化されており、オーバークロック耐性も向上している。

主なスペックはコアベースクロック1,721MHz（リファレンス1,607MHz）、ブーストクロック1,860MHz（同1,733MHz）、メモリクロック10,000MHz、メモリバス幅256bitで、GDDR5X 8,192MBのビデオメモリを搭載する。バスインターフェイスはPCI-Express3.0（x16）、出力インターフェイスはHDMI2.0b×1、DisplayPort1.4×3、DualLink DVI-D×1。

文： GDM編集部 池西 樹
EVGA Corporation： http://www.evga.com/