混合アクセス向けと読込重視向けの2種がラインナップ

エントリークラスのデータセンター向けに開発された2.5インチSATA3.0（6Gbps）SSDの新製品。オンボードのDRAMキャッシュを搭載し、アクセスが集中した場合でも安定したランダムアクセス性能を発揮することができる。

製品は、起動ドライブやWebサーバー、低アクセスデータベースのような「読込重視向け」と、より負荷の大きい「混合アクセス向け」の2種がラインナップ。容量は前者が480GB～1.8TBまで、後者は400GB～1.6TBまでの計6モデルが用意される。

転送速度は容量によって異なるが、「読込重視向け」はシーケンシャル読込最高555MB/sec、書込最高535MB/sec、ランダム読込最高99,000 IOPS、書込90,000 IOPS、定常ランダム読込最高85,000 IOPS、書込18,000 IOPS。「混合アクセス向け」はシーケンシャル読込最高555MB/sec、書込最高535MB/sec、ランダム読込最高100,000 IOPS、書込90,000 IOPS、定常ランダム読込最高85,000 IOPS、書込35,000 IOPS。

対応機能は静的 / 動的ウェアレベリング、S.M.A.R.T、電力損失保護（pFAIL）、エンドツーエンドデータパス保護、調整可能なオーバプロビジョニング機能など。外形寸法は、W69.9×D100×H7.0mm、重量92.34g。書込耐性は0.30DWPD～0.58DWPD、MTBFは200万時間で、製品保証は5年間。

文： GDM編集部 池西 樹
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