2016.09.02 15:25 更新
2016.09.02 配信
キヤノンは映像制作向けの業務用4K液晶ディスプレイの新製品、「DP-V1710」と「DP-V2420」を発表した。
「DP-V1710」は、業界初となる放送局向け17型4K液晶ディスプレイ。放送局の中継車やスタジオの副調整室で主流の19型ラックマウントに収納でき、限られたスペースでの作業に向く。
また4K60P映像を2本のケーブルで伝送可能できる6G-SDI端子×4を搭載し、映像を切り換えらながら編集が可能。さらにグレーディングシステムやスイッチャーからコントロールできるLAN端子とREMOTE端子を備える。
解像度は3,840×2,160ドット、輝度100cd/㎡、視野角(上下左右)89°、表面処理はアンチグレアで、バックライトは直下型LED。外形寸法は、W435×D194×H356mm(スタンド・ハンドル含む)、重量約8kg。
「DP-V2420」は、HDR映像制作で必要とされる高輝度・黒輝度の性能を備える24型4K液晶ディスプレイ。HDR規格の「SMPTE ST 2084」や「Hybrid Log-Gamma」(HLG)のハイダイナミックレンジを実輝度でカバーするため、正確な階調や色を確認できる。
解像度は4,096×2,160ドット、輝度100cd/㎡、視野角(上下左右)89°、表面処理はアンチグレアで、バックライトは直下型LED。外形寸法は、W594×D235×H399mm(スタンド・ハンドル含む)、重量約19kg。
文: GDM編集部 池西 樹
キヤノン株式会社: http://canon.jp/