2016.09.06 10:52 更新
2016.09.05 配信
AMDより、開発コード“Bristol Ridge”こと、デスクトップ向け第7世代APU「7th Generation AMD A-Series」のOEM出荷開始がアナウンスされた。CPUコアは「Excavator」コアで、グラフィックスにはRadeon R7 / R5 Graphicsを内蔵する。
今年6月のCOMPUTEX TAIPEI 2016で発表されたノートPC向けプロセッサと同じく、DDR4メモリやUSB3.1 Gen.2、NVMe、SATA Expressなどの最新インターフェイスに対応。プラットフォームもこれまでのSocket FM2+からSocket AM4へと刷新されている。
またプロセスの最適化や新設計のクロック制御技術を導入することで、電力効率が大幅に向上。TDPは65Wと35Wの2種で、65Wモデルは先代の95Wモデルに匹敵する性能を発揮するという。
今回出荷が開始されたのは「A12-9800」を筆頭に、「A12-9800E」「A10-9700」「A10-9700E」「A8-9600」「A6-6500」「A6-9500E」の7モデル。またグラフィックスコアを内蔵しない「Athlon X4 950」もラインナップされる。
さらに今回発表された第7世代APUや、次世代コア“Zen”を採用する“Summit Ridge”に対応するチップセットも同時発表。ハイエンド向けは不明ながら、メインストリーム向けには「B350」、エントリー向けには「A320」、コンパクト向けには「X/B/A300」がそれぞれ用意される。
文: GDM編集部 池西 樹
AMD: http://www.amd.com/