大型ヒートシンクで電源回路やビデオメモリの冷却性能も向上

GPUの冷却を水冷ユニットが、その他コンポーネントの冷却を空冷ユニットが受け持つハイブリッドクーラーを採用する、NVIDIA GeForce GTX 1080グラフィックスカードの新製品。

ビデオメモリや電源回路の冷却性能を強化するため、従来のクーラーからヒートシンクサイズを大型化。またハイブリッドモデルでは珍しく、低負荷時にファンの回転を停止する「Intelligent fan-stop technology」を搭載したことで、冷却性能を損なうことなく静音性を向上させた。

さらにVGAクーラーカバーには負荷状況に合わせてカラーが3色（青 / 緑 / 赤）に変わるLEDインジケーターを実装。システムの状況をひと目で確認することができる。

主なスペックは、コアベースクロック1,759MHz（リファレンス1,607MHz）、コアブーストクロック1,898MHz（同1,733MHz）、メモリクロック10,400MHz（同10,000MHz）、メモリバス幅256bitで、GDDR5X 8GBのビデオメモリを搭載。

出力インターフェイスはDualLink DVI-D×1、HDMI2.0×1、DisplayPort1.4×3、バスインターフェイスはPCI-Express3.0（x16）で、補助電源コネクタは8+6pinを備える。

文： GDM編集部 池西 樹
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