2016.09.14 12:46 更新
2016.09.13 配信
2013年12月に発表されたPico-ITXマザーボードを採用するファンレスPC「VAB-820」にバリエーションモデルが登場した。
プロセッサには、従来の「i.MX6Quad」からグラフィックスとメモリ性能を向上させた「i.MX 6QuadPlus」を搭載。よりグラフィカルな組込システムや、高解像度画像のリアルタイム表示などが可能になる。
主なスペックは、SoCクロックが1.0GHz、グラフィックス機能はVivante GC2000+で、DDR3 1GB、4GB eMMC NANDフラッシュを標準装備。インターフェイスは、microSDスロット(最大32GB)、ギガビット有線LAN×1、USB2.0×3、USB OTG×1、HDMI×1、AV-in×1、COM×2、音声端子×3など。
外形寸法は、W150.5×D103.3×H150.5mm、重量0.673kg。OSはAndroid 6.0、Linux Kernel 4.1.15以降に対応する。なおPico-ITXマザーボード「VAB-820」および、QSeven Rev 2.0対応のモジュールPC「QSM-8Q60」にも「i.MX 6QuadPlus」搭載モデルが追加されている。
文: GDM編集部 池西 樹
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