2016.09.27 15:54 更新
2016.09.27 配信
Googleが提唱する拡張現実技術「Tangoテクノロジー」に対応する、世界初のスマートフォン「PHAB2 Pro」がレノボから登場。11月より国内向けに発売が開始される。
TangoテクノロジーはGoogleが約2年前に発表した拡張現実技術で、モーショントラッキング(運動解析)、奥行き認識、エリアラーニング(領域学習)などに対応した複数のセンサー・カメラを組み合わせ、周囲の物体および環境を視覚化。センサーは秒間250,000以上の画像を捉えることが可能で、一例では原寸大の恐竜の周囲を歩く、デジタルペットを飼育する、家に侵入するエイリアンを撃退するなど、拡張現実を駆使したアプリ・ゲームが楽しめる。
ディスプレイは「Xperia Z Ultra」級の6.4インチサイズで解像度は2,560×1,440ドット、プロセッサはオクタコアのQualcomm Snapdragon 652(MSM8976 / Google Tango Edition)、メモリ4GB、ストレージ64GBを実装。OSはAndroid 6.0を搭載する。
フロント800万画素 / リア1,600万画素のカメラを装備、ネットワークはBluetooth 4.0、802.11acの無線LANをサポート。SIMフリー仕様で、LTEに対応したデュアルSIMスロットを備える。外形寸法W88.57×D179.83×H10.7mm、重量約259g。バッテリー容量は4,050mAh。
文: GDM編集部 絵踏 一
レノボ・ジャパン株式会社: http://www.lenovo.com/jp/