熱源を左右に分離するデュアルチャンバ構造を採用

COMPUTEX TAIPEI 2016でお披露目された、Lian Liのアルミニウム製Mini-ITXケース「PC-Q37」が正式発表された。

マザーボードトレイを使い、本体左側にはマザーボードとグラフィックスカードを、右側には電源ユニットやストレージを配置するデュアルチャンバ構造を採用。さらに左側には強化ガラスパネルを備え、ドレスアップしたケース内を美しく魅せることができる。

マザーボードトレイを使い熱源を分離するデュアルチャンバ構造を採用する

冷却システムは、トップ120mm×2、リア80mm×2、ボトム120mm×2 / 140mm×1で、トップには水冷用ラジエターを搭載することも可能。また底面部はオールメッシュ仕様で、高床式とすることで、吸気量を向上させた。

ドライブベイレイアウトは、3.5インチシャドウベイ×2、2.5インチシャドウベイ×2、拡張スロットは2段で、グラフィックスカードは310mmまで、CPUクーラーは120mmまで、電源ユニットはSFX規格に対応し、220mmまで対応する。

外形寸法は、W237×D346×H345mm、重量5.25kg。I/OポートはUSB3.0×2、HDオーディオ×2を備える。

文： GDM編集部 池西 樹
Lian Li Industrial Co. Ltd.： http://www.lian-li.com/