2016.10.06 12:27 更新
2016.10.06 配信
ワイヤレスでの不正侵入を検知・防御するWireless Intrusion Prevention System(WIPS)機能搭載の無線LANアクセスポイント「NA1000」シリーズがNECからリリース。SMBオフィスや中小規模の流通・サービス業、学校、ICT向けの製品で、全機能搭載モデル「NA1000W」と一部機能搭載の廉価版「NA1000A」をラインナップする。
業界トップクラスのWIPS性能をもち、米国国防総省や金融機関への導入実績がある米Mojo Networks社の特許技術を国内メーカーで初採用。高速・高精度のWIPS機能により情報漏えいを防止し、安心して無線LANネットワークを使用することができる。さらに「管理コンソール」(型番:ZB-NA10SW / 想定売価税抜120,000円)を利用することで、複数アクセスポイントの設定や不正検知の“見える化”など、効率的な管理・運用が可能になる。
また、製品の利用で高セキュリティの無線LANアクセスポイントを新規に設置できるほか、既存の無線LANアクセスポイントにWIPS機能をアドオン可能。低コストに無線LAN環境のセキュリティを強化できる。
管理コンソール |
IEEE802.11acの3ストリーム通信に対応し、最大1,300Mbpsの高速通信が可能。安定した5GHz帯に優先的に接続する「バンドステアリング機能」や複数台環境でも最適なアクセスポイントを自動で接続する機能、端末1台あたりの無線通信帯域を制限する「トラフィックシェーピング機能」などを備える。外形寸法はW195×D195×H40mm、重量約600g。
文: GDM編集部 絵踏 一
NECプラットフォームズ株式会社: http://www.necplatforms.co.jp/